2007年8月隊活動レポート
2007年8月22日(水)
スケジュール06:00〜朝食 08:15 MTCCにて絵画ワークショップ見学 12:15 CCHにてカレーライスの昼食 13:50 JVC 15:25 王宮・博物館を見学 17:15 ホテルに到着 17:40 清国さん見送り(休憩) 18:30 全体ミーティング 19:05 夕食 23:00 就寝 【写真】 |
本日の感想
レポート係 石原 里佳子
今日のお昼はCCH(The Center for Children to Happiness)にて、48人の子どもたちと一緒にカレーライスを食べました。
CCHは、JHPの孤児院です。まず、驚いたことは「子どもたちが人なつっこいこと」、「清潔な施設であること」。孤児院が出来た頃は、子ども達も知らない人ばかりの中でしたので、いつもおどおどしていました。それから五年、一皮も二皮も剥けてとても人をひきつけるようになりました。「人なつっこさ」は、先に「今日、訪ねてくるJHPの隊員たちは、家族である」と話してあったので、思いっきり甘えてきたのだそうです。また、去年の8月派遣で訪ねてきていた隊員が、去年、遊んだ子どもが自分のことを覚えていてくれていたと、感激していました。
施設は、決して広くはありませんが(当初の収容は18人からスタート、今では倍以上の人数です)、どこもきちんと整頓されて清潔ですから、カンボジアではあまり重要視されていない「掃除」の大切さを知ること思います。「折り紙」や「お手玉」や「追いかけっこ」をしたりして、時間はあっというまに過ぎていきました。帰り際、、お礼に「金八・ソーラン」を披露したら、いつの間にか「半纏」と「ねじり鉢巻」姿の子どもたちが、「カマエテ(構えて)!」の号令と共に、「金八・ソーラン」を披露してくれました。私たちより多い編隊付で脱帽。
子どもたちは、英語を勉強しているので(日本語も勉強しています)、コミュニケーションがスムーズにできます。改めて、教育の大切さを知ることができました。
その後、王宮と博物館にも行きました。どちらもプノンペンの観光地ですから、欧米人が目立ちました。周辺も、私たちがいつも目にしていないような洒落たお店が並んでいます。いつも、ごく普通のカンボジアで活動している派遣隊ですから、どこか違う街のように感じました。
レポート係 坂田 明美
今日は、午前中にMTCCに絵画WSの見学に行きました。MTCCの建物はJHPが建てた二階建ての教員養成学校です。そこには、この建物のドナーとなられている倉田さんご夫妻の写真が飾られえいます。倉田婦人は熊本県天草で代表が講演会を行ったときに、代表の話に共鳴をして、JHPの支援をしてくださっています。MTCCは風通しも、日のあたりも良く、設備も整っていて学びやすい環境が整っている学校だと思いました。
その場所で、私たちはカンボジアの先生方が絵を勉強しているところを見学する事が出来ました。絵を見ていて驚いたことは、定規を使って描かれた絵がいくつもあったということです。木を描くにも、家や人の顔を描くのにも定規を使って直線が描かれていたことに驚きました。
授業を見学をした後の交流の時間には、カンボジアの先生と活動隊員がペアになってお互いの似顔絵を描き合いました。めったに海外の人の似顔絵を描く機会は無いのでたいへん貴重な体験となりました。カンボジアの方は活動隊員の顔をオレンジや赤い色に塗っていました。(日焼けしているからでしょうね。)描き終わった後に交換した絵は大切に日本に持って帰って部屋に飾ろうかとも思っています。
今日の一言
今日、CCHの子ども達とソーラン節を披露しあいました。言葉をこえて、同じものを共有しあえた時にCCHの子ども達と同じ目線で、踊る喜びを感じることが出来たと思います。また、CCHで母校の東横学園大倉山高等学校の先生方と生徒に会えました。このカンボジアの地で出会えたことは懐かしさを感じると共にこの国にJHPの活動隊員としてきた意味をもう一度考えるきっかけをいただきました。この思いを明日からのブランコ作りにつなげます。(千ヶ崎 ひろみ)
今日の決め台詞
Hug、ハグ〜(By代表 日本人も恥ずかしがらずにハグしよう!)
今日のありがとうございます
○昼食にカレーと共にいただいた「混ぜ混ぜご飯の素(小魚・ごま・昆布の甘辛和え)」は、代表自らの盛り付けで緊張しましたが、子どもたちとおいしくいただきました。
○昨日、静岡ロータリークラブのお二人がお見えになりました。