2007年3月隊活動レポート
2007年3月8日(木)
小山内報告 昨夜江村さんがチャトラーと一緒に部屋に来る。続いて中村奈穂香更に女上智こと西尾浩美が母上と友人二人とで現れる。みんななつかしい顔だった スケジュール07:00 ホテル出発 【写真】 |
本日の感想
レポート係 原田友彦
小学校での作業、4日目。明日の贈呈式で披露する予定のラジオ体操で作業をスタート。前日までに立ち上げた二基のブランコに活動隊のそれぞれが使う子供たちのことを思いつつ、心を込めてペンキ塗りに取り組んでいました。(作業に没頭するあまり、口があけっ放しに なっている人も・・・)
実は小学校に来るまでは、ブランコを二基つくるのは難しいのでは・・・という見方もありました。実際に小学校に来てみると地面が固くて、ブランコを立ち上げる前に、穴を掘るだけでも大変という状況でしたが、学校周辺の村人たちが穴掘りに参加してくれて、またコンクリートづくりのような重労働も手伝ってくれたこともあり、活動隊だけでは不可能とも思われた“ブランコ二基、立ち上げ”を達成することができました。
そして私たちを手伝ってくれたのは“大人の”村人たちだけではありませんでした。小学校に来たばかりの頃は、私たちの様子を遠巻きに眺めていた“子供たち”が、セメントの材料になるジャリ石や砂を運ぶのを自発的に、しかも笑顔いっぱいに手伝ってくれました。「子供の助けなんてたいしたことないだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、とんでもありません。単純ですがかなりの体力を消耗する仕事を手伝ってくれて、私たちは本当に助かりました。子供たちにとっても“自分たちのつくったブランコ”になるので、きっと大切に、楽しく使ってくれるだろうと思うと、すごく嬉しかったです。
おとといのレポートでも少し書いたのですが、トンブンさんを含めて3人の運転手さんたちもコンクリートづくりを手伝ってくれました。しかも要所要所でツボを得た仕事をしてくれて、とても助かりました。
あまり言葉の通じない子供たちとも、すっかり仲良くなりました。ほんの数日の間でしたが、日本ではなかなか味わえないような暑さのなか、汗と土とペンキにまみれながら作業をしていた私たちの姿を見ていて身近な存在に感じてくれたのかなと思うと、とても嬉しくなりました。
明日はいよいよ贈呈式です。ここでは書ききれなかった程、たくさんの人たちのおかげでブランコを二基、完成させることができました。その感謝の気持ちを込めて“ラジオ体操のパフォーマンス”をバッチリ決めて、贈呈式を盛り上げたいと思います。
今日の一言
1号車車輌長・柳川鮎美
今日は今まで頑張って作ってきたブランコを、無事に二基建てることができました。最後に座椅子をつけるとき、何とも言えない気持ちで胸がいっぱいになりました。いつもの活動隊とは違い、少ない人数でブランコを二基建てることは、不可能に近いことでしたが、村の人たちや、学校の生徒、村に住む子どもたちの協力のおかげでやりきることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私は今回の遠征で、カンボジアの子どもとたくさん触れ合いました。言葉は通じなくても、子どもたちの表情などで心が通じてるということが実感できました。日本の遊びを手振り身振りで教え一緒に遊んだり、クメール語を教えてもらったり。たったの5日しか一緒にいなかったけれど、あの子たちの笑顔は一生忘れることができないと思います。ブランコ作りは達成感を得られるだけでなく、日本にいて忘れていた気持ちや心の豊かさなどを改めて考えさせられる、素晴らしい5日間になりそうです。明日の贈呈式のパフォーマンスも成功させるぞ〜!!!
今日のありがとうございます
昨日に引き続きぺヤング、そして魚の缶詰、紅いタクアン、それとまぜまぜ佃煮、昆布の佃煮、ふりかけ。盛りだくさんでした。おいしくいただきました。今日一番嬉しかったのは、立ち上げのお祝いにランコさんと七條さんから乾杯のコーラをいただいたことです。
代表のスケジュール
プノンペンから神崎さんの奥様とCCHのボランティアの川村さんをお供に、コンポンチャムに到着されました。ミーティングで合流。
ランコさんの一言
感謝! 感謝! すべてに感謝!!!