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南三陸町活動レポート

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*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2012年5月4日(土)

活動者(42次隊C班):小野孝一郎、渡部岳紘、栗山幸、河島優樹、鹿島楓、菅原ちどり、田村真維子、平松千波
JHP三島チーム:山岡洋徳、後藤新、佐藤慧武、山岡修一
活動内容:わかめの茎の選別作業
報告者:鹿島楓、菅原

(スケジュール)
8:30 ベイサイドアリーナ到着 ボランティアセンター受付
9:40 平磯 到着
11:30 昼休憩
13:00 午後作業開始
13:40 荒波のため作業中止
13:50 ボランティアセンター作業終了報告
14:45 南三陸町さんさん商店街にて買物
15:40 志津川近辺に立寄る
17:30 立花邸 到着

活動報告

今日は平磯の漁師さんとその奥様の皆さんと、わかめの茎の選別作業を行いました。今日選別したわかめは、昨年の10月に種付けしたものだそうです。普段、若手の男性は漁に出ているため、この作業は行わないそうですが、今日は昨日からの豪雨の影響で海が荒れていたため一緒に行いました。コツをつかむまでは、なかなか難しく大変でしたが、作業をしながら、わかめの種付けの仕方や、めかぶとわかめの採れる様子などを聞くことができました。
本日の作業は、波が高くなってきて作業場にも近づいてきたため、残念ながら午後早々に中止になってしまいましたが、代表の方がその時、私達に「津波はとても恐いもの。危ないと思ったらすぐに逃げること。これは後世にも伝えていきたいことだから、今日の作業は中止にします」とおっしゃいました。海上での作業は80%ほど復興したとのことですが、地上での施設等の復興はまだまだとのことです。そのため、息子さんは出稼ぎに出られているそうです。海の素晴らしさと、恐ろしさを知りながら、海と共に生きている漁師さん達の生活が1日でも早く安定的なものになるように、自分にできることは何なのか改めて考えさせらた1日でした。(鹿島)

わかめと茎を選別する作業を行いながら、お父さん、お母さんたとおしゃべりをしました。地震、津波のことだけでなく、南三陸の美味しい食べ物、海中で見られる魚まで教えてくれました。
帰り際、一緒に作業していたお父さんに「天気の良い時に美味しいもの食べにまたおいで!」と声をかけられたので、また行きたいと思います。(菅原)