南三陸町活動レポート
災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。
2011年5月16日(月)
○活動者:
第10次隊 5/17まで:鳥居
5/22まで:平松、犬飼
長期活動:影山
第11次隊 5/17まで:小山内美江子(JHP代表)、佐谷隆一(JHP理事)
立花隆之(会員ボランティア、小山内事務所所属)
5/20まで:佐伯蘭子(JHP理事)、松本伸夫(JHP理事)、
中岡宣慶(会員ボランティア、2010年カンボジア3月隊)
5/22まで:本田奈津美(会員ボランティア、2001年カンボジア3月隊)
○派遣者担当:
災害ボランティアセンター運営メンバー(計5名)
受付:犬飼、平松、影山
地域支援:鳥居
思い出探し隊:本田
○スケジュール(災害ボランティアセンター)
8:00 全体ミーティング
8:30 受付開始
16:30 受付終了
16:40 ミーティング
○スケジュール(小山内代表ほか第11次隊)
午前:災害ボランティアセンター訪問、志津川中学校訪問
午後:歌津中学校訪問、災害対策本部歌津支所 訪問
○レポート:
二回目の南三陸町での活動も今日が最後。
今回の派遣では前回以上に答えの出ない問いについて、ボランティアセンターの運営スタッフはもちろん、歌津中学校に入ってからは、区長、災害対策本部長、校長先生、契約会長、避難されている住民の方、訪れたボランティアさん、報道関連の方、色んな意見を聞き、考え話し合いました。
町の復興のためには。
支援の平等性。
個人と集団。
要望に即応える事が良いことなのか。
雇用につながるはたらきかけ。
学校としての機能に戻るように。
震災から2ヶ月を過ぎ早く復興をと思う半面、町並みを見ればまだまだ、手を放すわけにはいきません。
がんばろう、日本。
もうがんばらなきゃいけないのか、誰ががんばらなきゃいけないのか、今はどの段階なのかわからなくなります。
長引く避難所生活で体調を崩し、お母さんと離れ、一人遠い、水・電気が復旧している避難所に移転して行った女の子を見送った時、私はたまらなく無力感を覚えました。
でも、ボランティア調理師のまゆみさんと今まで調理を頑張ってくれた避難所のお母さんたち、高田馬場からヘアカットに来てくれたココさんと、さっぱりと短髪に戻った男性陣・より美人になったとほほ笑むご婦人の笑顔がつながった時、来てよかったなとしみじみ思いました。できないことを数えるよりもできることを考える事。一人一人の笑顔の集まりが、町や国の幸せ。東京に帰ってもできる事をやりたいと思います。
※小山内代表がついに南三陸町に来て下さいました! 午前中志津川中学、ベイサイドアリーナを訪問、午後に私の常駐する歌津中学校に来て下さり、区長、校長、災害対策本部歌津支所長と面会。それからサインを求める被災者の方々へ、一言添えて激励してくださいました。代表が先にベイサイドアリーナにお戻りになり、その後、避難所のみなさんに私の所属する団体の代表であることを告げると、「気にかけていてくれることがうれしい。ここまで来てくれてありがとう。」と笑顔で言っていました。みなさま、ありがとうございます!
報告者:鳥居
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