南三陸町活動レポート
災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
2011年4月4日(月)
活動者:第2次隊 木村(4/5まで)
第4次隊 黒田(4/10まで)
第5次隊 4/5まで:山岡、4/10まで:鳥居、佐藤、古木、亀山
報告者:鳥居
6:00 起床、朝食
7:45 平成の森出発
8:00 ベイサイドアリーナ到着。ボランティアセンター設営準備。
8:30 朝礼
9:00〜16:00 ボランティアセンター開所
17:15頃 ベイサイドアリーナ発
17:30頃 平成の森到着。スタッフミーティング。
4月になったというのに、今日は雪が降ったりやんだり。本日活動していただいたボランティアさんは84名。仙台市、登米市、栗原市等、宮城県内の方が多いのだが、中には単身で札幌や神戸、大分、単身ではないがイスラエルやオーストラリアから来てくださった方もいらっしゃる。私が請け負う受付業務は、住民の方の要望と、ボランティアさんの希望をマッチングさせることである。マッサージやヘアカットなど、特技がうまく活かせる場合もあるが、必ずしもそうはいかない。
ライフラインがまだ復旧していないため、衛生環境が問題となっている。トイレ掃除はどこの避難所も抱える問題である。
そんな中、遠方から来てくださった方に、トイレ掃除や、アルコール消毒液設置、除菌ティッシュ推奨の注意書き設置をお願いする事もある。嫌な顔ひとつせず応じてくださり、申し訳ない想いと共に感謝の気持ちで満たされる。
通信手段も十分ではないため、ニーズと活動にタイムラグが発生したり、限られた電力のためPCが使えず手書きの書類で引き継ぎがうまくいかなかったり、夜のミーティング(懐中電灯で行う)でメモした字が、翌日よく読めなかったりと自分に苛立つことがある。もっともっとうまくマッチングができたら…。
しかし、日本、いえ世界から駆け付けた皆さんを、この町の人々と結び付ける。課題は多いがやりがいがある仕事である。
これまでずいぶんと、いわゆる『ライフライン』に頼っていたことを思い知り、断たれた今、この目に映る、その声が聞こえ、降る雪を共にこの身に受ける方々と、前に進んで行きたいと強く思う。
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