2014年8月隊活動レポート
2014年8月12日(火)
スケジュール5:30 起床 |
本日の報告者より
今日の午前は作業ではなく、見学に行きました。最初に行ったのは郊外にあるキリングフィールドです。ポルポト政権時代の虐殺地で、一番中央にある慰霊碑にはたくさんの骸骨がなんだか寂しそうな様子で置かれいるような気がしました。1時間ほどキリングフィールドを見学させてもらってから、そのすぐ近くにある小椋トロケアット小学校に数分だけ訪れました。そこには7年前に建てられたブランコがあるので、完成したものがどのようになるかを把握するためです。実際に少しだけ乗ってどれだけ頑丈さを把握したり、作っているところがどの部分なのか、イメージがつきました。そのあと10時すぎからマーチングバンドの本番を見学させていただきました。私たちの目的だったところは一番上手だったので、一番最初にやってしまっていて、すべてを見ることはできませんでしたが、最後にアンコールのような形でやっていただきました。昼食をとって午後から作業を開始しました。今日は小椋トロケアット小学校で見たイメージを基に主柱に斜め支柱(長短)の仮組みを行いました。また、溶接をしていただき下準備を終了しました。(河澄由希子)
各車両係より一言
・一号車
キリングフィールドへ行く途中で水耕栽培の空芯菜を見ました。空芯菜は東南アジアでよく食べられる野菜だと聞きましたが、畑がどんどん埋め立てられていました。それでも、わたしには広く感じたけれど、昔はもっともっと広かったそうです。このまま埋め立てが続くと、あまり空芯菜を食べることができなくなっちゃうのではないかと思いました。(山崎千裕)
・二号車
キリングフィールドへ行く途中にごみ山がありました。カンボジアに来る前にも聞いたことがあったけど想像していた以上にすごいごみの量があり、驚きました。全部のごみは土を混ぜられて埋立地に利用されています。日本では焼却炉が十分ありますが、カンボジアには焼却炉がないそうです。(佐々木一義)
レポート係より一言
今日の午前に見学に行ったキリングフィールドでは、ポルポト政権時代についての前知識はありましたが、実際に慰霊塔や虐殺現場が行われていた場所に立った時、これが現実の出来事なのだと実感しどこか人ごとのように自分が感じていたことに気づきました。また慰霊塔には大人だけでなく子供の骨もありました。その後にすぐ隣の小学校で子供達の楽しそうな授業風景をみたことで、今が本当に平和なのだと思えました。(竹内夕貴)
今日のありがとうございます
JVCの作業班の方々に溶接をしていただきました。今日は3人でやってくれました。ありがとうございました。
2012年3月隊の皆さんありがとうございました。田中さんを通じて金一封をいただきました。大切に使わせていただきます。