2012年3月隊活動レポート
2012年3月6日(火)
スケジュール06:00 朝食 【写真】 |
1日の感想
・ 1号車車両長(米山勝平)
今日は、キリングフィールドに行く途中に、建設中の大型の豪華な賃貸を見ました。一方で、ひどく廃れた民家の団地も車の中から目撃しました。2つの対照的な光景はとても印象に残っています。近代化していくカンボジアにおいて貧富の差はますます広がっているそうです。その縮図のようなものを見たような気がします。
・ 2号車車両長(宮原拓也)
車から外を見ていて気になった事がありました。それは道路脇にある標識についてです。私が始めに気づいたのは日本でもよく見る「ここは子ども達の通学路ですよ」を示す黄色い標識です。あれがカンボジアの道路にもあったので日本に何か関係があるのかな、と思ったのですが、道路の標識はカンボジアに関わらず世界中似たり寄ったりだそうです。それを聞いてから注意して見ていたら確かに似たものが多くありました。それにもかかわらず日本とカンボジアではかなり交通ルールへの意識の差があるなと感じました。カンボジアでも、もっと標識を守って安全な道路環境をつくって欲しいと思いました。(道路標識は世界中似たり寄ったりではありません、同じです。その国によって独特のものもあります。しっかり観察しましょう。)
・ 3号車車両長(柴田琴実)
プノンペン市街では、車、バイク、自転車が入り交じって走っていたり、日本では考えられないような、ぎりぎりの割り込みをしたりしています。自動車教習は日本と違って、はじめから路上で行うと聞いたので、教習生は細心の注意を払って練習しているのだと思います。また、免許を取得して事故を起こしていない人は、日本で運転する以上に自車の車幅感覚が分かっていて周りをよく見る事ができているのだなと感じました。(カンボジアにも自動車学校はあります。日本みたいに立派なものではありません。始めから路上運転ではありませんよ。)
レポート係より(木村宜恵・名取菜摘)
今日はキリングフィールドに行き、カンボジアの悲劇的な過去を垣間みることができました。あまりの残酷さに言葉を失ってしまいました。また、ポルポト政権時代に、虐殺された方々の遺骨を見ていると、その遺骨たちが私たちに悲しみを語りかけているようで、思わず涙がこぼれそうになりました。
町を歩いていると、そんな悲しい過去があったとは思えないほど、街の人たちは陽気で、カンボジアにも笑顔があふれるようになったのだと実感しました。これからもカンボジアのいろいろな姿をみていこうと思います。1日も早くご遺体が土に還る事を祈りました。
今日のありがとうございました
プノンペン事務所でとれたバナナを頂きました。本当に美味しかったです。