2008年8月隊活動レポート
2008年8月16日(土)
スケジュール6:00 起床 【写真】 |
今日の感想
今日は国道5号線を通って、プノンペンからバッタンバンまで移動しました。移動距 離は約300キロで5時間かかりました。国道だったので道路がきれいに舗装されていて、とても快適な移動時間を送ることができました。小学校に着くと多くの子どもたちが迎えてくれました。警戒心からか遠くから私たちを見つめている子、興味津々に近づいてくる子など反応は様々でしたが1時間もたつと皆気を許してくれたのか一緒に写真を撮ってくれました。バッタンバンは雨期にもかかわらず雨があまり降っていないようなので土にひびが入っていました。1校目のときより、穴掘りに時間がかかりそうです・・・でも皆で力を合わせて、また現地の子どもたちの笑顔を原 動力として頑張っていきます!!今日の作業は資材降ろしとブランコを立てる位置決めを行いました。ブランコを立てる予定の場所の隣には大きな一本の木があって、ブランコのきれいな赤とのコントラストが今から楽しみです。また、トゥールプルム小学校は校舎がまだ建設中なので、ブランコの完成とともに校舎の完成も待ち遠しいです。(レポート係:平まり子、大塚乃理子)
カンボジアの車窓から
プノンペンには信号があるが、バッタンバンに近づくにつれ信号が全くなくなっていたことに気づいた。バッタンバンはまだ発展していないことを意味しているのだと思った。これは日本でいう東京の一極集中に似ているものを感じた。ちなみに、プノンペンの子ども達はある程度遊具が揃っていて、DSを持っている子もいるそう
です。それに対し、バッタンバンの子ども達はそのようなものが揃っていません。
そのため、地方でブランコを作る重要性を強く感じました。(1号車車両班長:成田嵩憲)
プノンペン市内の川沿いで見た地域で、ゴミや木材の切れ端、ビニールシートなどでできた家を見ました。また、アルミ缶のつぶされたかたまりをたくさん載せたトラックを見ました。これはリサイクル用として送られます。ちなみにバッタンバンでもアルミ缶のリサイクルが始まっていました。(2号車車両班長:杉山晃平)
カンボジアではどのくらいの子どもが中学校・高校へ進学しているのか疑問に思い
、聞いてみたところ中学への進学率は4割から5割程度で、高校はもっと低いそうです。これは日本の戦後とほぼ同じようです。
(3号車車両班長:土屋友規)
プノンペンからバッタンバンに近づくにつれ、風の様子や、景色の雰囲気も変わり 、プノンペンのような建物や人がたくさんいるにぎやかな活気とは違い、バッタンバンという町は静かな、でもどこか明るい活気を感じました(4号車車両班長:本田雅三)
本日の報告者より
1号車は初めて同じ車両になった人達ばかりで、広大な景色を見ながら楽しい時間を
過ごせたので、移動時間がものすごく短く感じました。トゥールプルム小学校では
たくさんの子ども達に囲まれて、早くこの子達のためにブランコを作ってあげたい
、ブランコに乗っているときの笑顔を見たいと思いました。ブランコ作りを通して
大工をしていた頃には感じることのできなかった言葉にできない達成感、皆と一緒
に作り上げていく喜び、誰かの笑顔のために汗を流すことの素晴らしさなど色んなものを感じました。明日から2校目のブランコ作りが始まります。トゥールプルム小
学校の大きな大きな空の下で皆と協力し、最高のブランコを作って言葉に出来ない
達成感をもう一度共有したいです。ちなみにバッタンバンはタイに近いため、バーツも利用できます。
(全体報告者:岡本吉雄)
今日のありがとうございました
移動中、蘭子さんよりとうもろこしをいただきました。
日本で食べるとうもろこしとは少し違い、もちもちしていておいしかったです。