2008年8月隊活動レポート

2008年8月5日(火)

スケジュール

6:30 起床
7:00 レストラン
8:20 トゥールスレン到着、見学
9:10 トゥールスレン出発
9:30 JVC到着、作業開始
11:30 午前作業終了
12:00 昼食
13:00 JVC到着、昼休憩
13:30 午後作業開始
15:30 午後作業終了
16:00 ホテル到着
18:00 全体ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝

【写真】
(上) サンダーで木の表面を削っています
(中) へっぴりごし①
(下) へっぴりごし②

今日の感想

みなさん、はじめまして！レポート係の土屋友規です！今日の午前中は、作業前にトゥールスレンの見学に行きました。トゥールスレンは、ポル・ポト時代に利用されていた収容所で、建物、部屋などが当時のまま残されていました。収容者たちが実際に入れられていた部屋には、当時使われていたベットのような形をした拷問台、そして当時その部屋に収容されていた収容者の様子を写した写真が貼られていました。また部屋の床には血の跡が残っていて、大変驚き、衝撃を受けました。収容者の中には子どももいたこと、そして、同じ民族同士でこのようなことが行われていたという事実を知り、とても考えさせられました。このようなカンボジアの歴史を知る機会を与えてくださり、ありがとうございました！

つづきまして「たけ」こと田中健章が作業について書きます。今日からJVCで本格的な作業が始まりました。午前中は作業を安全にかつ子どもたちがブランコで遊べるように木材すべてにやすりをかけました。やすりをかける機械をはじめ使ったので最初はうまくできなかったけど、やってくうちに少しずつコツをつかみできるようになったのでうれしかったです。午前中の作業の続きとドリルで木材に穴をあける場所の印をつけました。印をつけるのに何回も失敗してしまったが、蘭子さんと清さんのアドバイスで失敗も少なくなり今日の作業を早く終わることができました。明日はドリルで穴を開けるので今日よりさらに気合を入れ怪我することなくがんばるぞーーー!!

続きまして、杉山晃平が書かせて頂きます！作業後、帰りのバスの中で、昨日蘭子さんがおっしゃった「もっと疑問をもて。」という言葉をふと思い出し、今日一日を思い返してみました。すると、いくつかカンボジアについて疑問に思ったことが出てきました。朝食のときのことです。朝食のコーヒー代は別途自己負担のため、１ドル札で払いお釣りをもらうことにしました。そうすると、お釣りはリエルで返ってきます。一見、普通の光景なんですが、ふと思いました。「なんで、カンボジアでは、リエル通貨とドル通貨を併用してるんだろう？」「いつから、そうなんだろう？」また、午前に行ったトゥールスレン博物館の後のバスでの会話でもふと、「ポルポト政権時に、ここで収容されていた人を、『拷問・殺害していた人』は、政権が崩壊した後どうなったのだろう？はっきり言って、知識不足で来てしまった自分ですが、その分、いっぱい質問して日本でも調べて、もっとカンボジアを理解したいと思いました。

本日の報告者より

本日報告係をさせていただきました北島菜保子です!!8月隊のみんなとカンボジアに来て3日目になりました!どんどんみんなと仲良くなってきて毎日楽しくて仕方ありません!!学ぶこともたくさんあります。バスの中でプノンペンの町並みのことを清国さんや蘭子さんにたくさん教えていただけるので、ずっと窓の外から目が離せません。今日のミーティングでは大学で学んでいる社会福祉分野の現状を教えていただけてびっくりです。今日は、〈隊長の一言〉でもあるように10分前行動を守れなかったり、レポート係のデータを消したり･･･(ごめんなさいー)と失敗もしましたが、これからも毎日いろんな経験をして成長して、日本に帰りたいと思います!!

隊長の一言

どうも。2008年8月隊、隊長の小野翔平です。昨日までは準備で、本日から作業に入りました。日本と違う天気に驚いています。日本ではとても暑いと聞いていましたが、朝はとても過ごしやすいです。ただ、活動二日目にもかかわらず、10分前行動が徹底できていませんでした。やはり、時間を守ることはこの活動隊の成功にも影響しますから、今後十分に気を引き締めていきます。

今日のありがとうございます

本日から本格的にブランコ建設に向けた作業が始まりました。清国さん、蘭子さん、JVCにおいて、作業の進め方がわからない僕たちに、手取り足取りお教えいただき、本当にありがとうございました。明日からは、作業の事前準備と工具管理においてミスが起こらないように努力します。

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