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2008年3月隊活動レポート

2008年3月13日(木)

スケジュール

06:00 朝食

06:45 C-MAC地雷撤去現場へ向け出発

09:30 撤去現場到着

12:00 撤去された地雷・不発弾を爆破処理

14:10 昼食

14:55 ホテル到着

15:05 メンテナンスに向けホテル発

16:20 プーンペン小学校到着
 ペンキ作業

17:05 プーンペン小学校発

18:00 ホテル着

19:00 夕食

【写真】
(上) 地雷の危険地帯のマーク
(中) 撤去された地雷
(下) 贈呈前のブランコの前で…コーラで乾杯!

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本日の感想

C-MACの地雷撤去作業をしている現場へ見学に行きました。初めは私たちのバスで向かいましたが、途中でC-MACの大型のトラックの荷台に乗り込み、森の中を進みました。道(と言っていいのだろうか?)はものすごくでこぼこで、今にもトラックから振り落とされるのではないかというくらいガタゴト揺れました。みんな必死でトラックにしがみ付きました。

砂ホコリが立ち込める中ようやく現場に到着。C-MACのスタッフの方から地雷除去についてのお話しをお聞きし、実際に金属探知機で地雷を探す作業を見学させていただきました。地雷除去は50平方cmごとに移動しながら行われるので、本当に地道な作業です。ここでの地雷除去は、村人が隣の村へアクセスするための道をつくるために行われているそうです。あんな広大な敷地から完全に地雷を除去するのは容易なことではありませんが、早くこのことが達成される日が来ますように。

また、地雷の危険地帯にも関わらず住んでいる人たちがいたことにも驚きました。危険だという標識と囲いの間近に家を建てて生活しているのです。土地の無い人たちがそんな危険を犯してまでもその土地に住む理由は、開墾しただけ自分の土地になるからです。それと、あんなデコボコ道を、荷台に本をたくさん積んだバイクが走って来るのを見ました。それは移動図書館のようです。

テレビでは見たことがあったけれど、今回、実際にこの目で地雷除去の作業を見ることができとても良い経験となりました。そのあと、撤去された地雷・不発弾の爆破処理に参加させていただきました。戦争中はあんな爆弾があちらこちらで爆発しているのだと思うと、ショックでした。

C-MACのスタッフの方が、「JHPのおかげで、今回100人もの村人を救うことが出来ました。」と喜んで話しをしてくださいました。(渡辺由佳子)

本日の車輌長より

日本の戦争経験者はあまり多くを語りませんが、それはここカンボジアでも同じです。今日観た地雷爆破の光景はそんな彼らの恐怖を少しだけ表わしていたように思います。そこから解放されてからまだ浅いこの国の人々の笑顔に、底深い力強さを感じます。(木村浩一郎)

ラン子さんからの一言

立ち上がったぁ〜、みんな頑張りました!

今日のありがとうございます

2007年8月隊の皆様、差し入れのコーラをありがとうございました。贈呈前のブランコの前で乾杯をしました!最高に美味しかったです!