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2008年3月隊活動レポート

2008年3月8日(土)

スケジュール

今日からB日程のメンバーも加わり2008年3月隊全員での活動がスタート☆

06:00 朝食

07:00 ホテル出発

07:25 プノンデル小学校到着・ブランコメンテナンス

07:50 出発

09:30 トロピアンコ小学校到着・メンテナンス

10:10 出発

11:10 昼食 inコンポンチャム県 JHPお抱えレストラン

12:00 出発

12:35 トゥールクレアン小学校到着・メンテ

12:55 出発

13:20 ゴム農園見学 inコンポンチャム県

14:25 黒コショウ栽培所見学 inコンポンチャム県

18:25 ホテル到着

20:00 B日程3名(金澤敬一、川尻弘子、木村浩一郎)の隊員到着

20:10 夕食

【写真】
(上) メンテナンスも慣れたもんだ!
(中) 受け継がれていく活動隊♪
(下) 去年のカレッジ1期生が作ったブランコの前で☆

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本日の感想

本日は、先日キリングフィールド、トゥールスウレンを訪問した際の感想を載せます。

今日はキリングフィールド、トゥールスウレンを訪問した。自分は昨年2月にも来ており,今回2回目だった。わずか30年前におこった大虐殺の現場に繰り返し見学に訪れることは、犠牲になった方々に対し、目にしてはいけないものを何度も目にさせていただくことだと思いながらも自分自身の鈍い目とこころに、改めてここで見たこと、感じたことをしっかり刻みたいとの思いで訪れた。

トゥールスレンでの収容所の鉄ベッド、残された生々しい遺体の写真、天井までに残る血の跡、そして収容された人々が首に番号札をかけられ記録用にとられた写真やポルポト少年兵の幼い写真。

小鳥が穏やかにさえずり芝に覆われたキリングフィールド。無数の遺体を掘り起こした穴、小さな子どもが叩き付けられ殺されたという大きな木、そして虐殺の際の悲鳴をかき消すため、大音量で流すスピーカーがかけられていた木。

自分と同じ人間がどうしてここまで狂気となってしまうのか。人々にとっての理想を目指すものであるはずの革命が、なぜこのような地獄を作り出すのか。世界中の歴史のなかで人はなぜこのような過ちを繰り返してしまうのか。人の心で作られた地獄は人の力で必ず乗り越えられるものであると信じたい。

無関心による加害者への加担は絶対にしたくない。人間が狂気と化す所まで追い込まれるような世界をつくってはいけない。世界においても自分と同じ人間が生きていると共感できる心をもちたい。そういう生き方をしていきたい。犠牲となった方々にはどんな慰めの言葉も届かないが、どうか安らかにお眠りください。合掌。(大類)

本日の車輌長より

一号車(城ノ下雅基)
その家の経済状況が発展し安定していくと、屋根が草、トタン、木そして瓦という順に変わっていく。

二号車(黒澤 千晶)
今日は3校のメンテナンスへ回りました。その中の去年のカレッジ3月隊が作ったブランコのメンテナンスへ行くと、グリスがしっかりと塗られていました。今までも何校かメンテナンスに行きましたが、座椅子が壊れてしまっていたり、完全に使えなくなってしまっていたブランコもありました。そんな中でこの学校のブランコは現地の人たち自身によってメンテナンスがなされていたため、とても嬉しく思いました。

ラン子さんからの一言

ずいぶん遠くへ来たなぁ〜

今日のありがとうございます

ラン子さん、今日も遠征の途中でザボンと竹筒に入ったもち米を焼いたものを食べさせていただき、ありがとうございます!美味しかったです。

お知らせ

明日から5日間、バッタンバンへ遠征です!しばらく皆様ともお会いできません。いいお土産を持って帰ります。またお会いしましょう☆