JHP・学校をつくる会ホームへ

HOME | 活動の紹介 | 海外でボランティア | カンボジア活動隊 | 2007年3月隊

2007年3月隊活動レポート

2007年3月21日(水)

スケジュール

08:30 ホテル出発
09:20 アンコール・トム到着
11:50 バイヨンTレストラン到着
12:45 バイヨンTレストラン出発
13:00 アンコール・ワット到着
15:10 アンコール・ワット出発
15:45 ニャック・ポワン到着
16:20 ニャック・ポワン出発
16:50 プノンバケン到着、頂上で今川副塾長特別講義
18:40 夕日を見た後で下山。プノンバケン出発
19:00 ニューバイヨンレストラン到着、夕食
20:10 レストラン出発
20:30 ホテル到着

本日の感想

レポート係 坂田明美

今日は現地研修の日程の中でも楽しみにしていたアンコールワットの見学の日です。午前中にアンコール・トムの見学、午後はアンコールワット、ニャック・ポ ワンの見学の後に、プノン・バケンからの美しい夕日を眺めるというコースでアンコール遺跡を満喫しました。プノンバケンの頂上では、今川先生の講義を受け ることが出来ました。一日を通して、今川先生の説明を聞くことが出来るという、普通の観光旅行では出来ない、とても贅沢な環境で遺跡を見学することができ ました。

アンコールを見学して、その遺跡に一歩足を踏み入れるたびに「すごい」「綺麗」そんな言葉が口から出てきました。そんな言葉でしか表せない自分に歯がゆさを 感じますが、どの遺跡も本当に素晴らしいものばかりでした。アンコールにいた今日一日、時間の流れが止まっているような気分がし、その中でも、最後にプノ ン・バケンから見た夕日の美しさ素晴らしかったです。大きなまん丸の太陽が少しずつオレンジ色からピンクに変わり、真っ赤になってだんだん沈んでいきまし た。本当に綺麗でした。

カンボジアにいると、東京にいる時よりも時間がゆったり流れているように感じます。特に、雄大な土地と豊かな緑に囲まれた偉大なアンコール遺跡を巡ってい ると、人生のはかなさのようなものを感じました。人間一人の一生はこのアンコール遺跡の歴史から比べると本当にわずかなものです。自分のわずかな人生の中 で、この研修で学んだことを今後どう活かすことが出来るかを考えています。10日間という限られた時間の中で、様々な人と出会い、話をし、考え悩んできまし た。この時間が決して無駄にならないように、自分に将来何が出来るか、そして、いま出来ることは何かを考えています。研修も残り二日となりました。カンボジ アから離れたくないです・・・

今日の一言

木村晋也
言葉では言い尽くせないアンコールトムやアンコールワットの偉大さにただただ感動した一日でした。波のない庭園の池の水面に映った美しいアンコールはわずかな風が吹くだけでその姿を消してしまう。我々の眼に映る美しい現実もわずかな風が吹くだけでその姿を変えてしまう。我々の前に悪い風が吹かぬ為のわずかな努力と一人一人の行動が必要である事をわずかな風が吹くカンボジアの池に映るアンコールを見ながら感じました。

今日のありがとうございます

今日は、JHPのカンボジア派遣の歴史の中で、初めてアンコールワット遺跡群を訪問する記念日となりました。カンボジア人の誇りである壮大な遺跡群を歩き、歴史を学ぶことで、カンボジア人への尊敬や敬意が更に増してきました。国際ボランティア・カレッジ一期生並びにJHPスタッフとして、今日の研修に参加したことは生涯忘れることは無いと思います。皆さまに心から感謝の気持ちで一杯です。(中込祥高)