JHP × 学生 約400名の学び ~世界へ目を向けるきっかけに~
JHPでは、全国の学校の生徒さんを対象に、日本以外の世界へ目を向けてもらう
きっかけづくりとして、カンボジアにまつわるクイズやJHPの活動紹介、質疑応答を
交えた交流会を実施しています。
今月は約400名にのぼる、多くの学生さんたちと交流を行いました!
東京都内3校の生徒さん達と交流
去る2月3日には、東京女学館中学校3年生の生徒さん14名がJHPを訪ねてくれました。昨年秋に行われた国際協力イベント「グローバルフェスタ」のブースで、
数あるNGO団体の中から活動に興味を持ってくださったことがきっかけの訪問
でした。
2/7には、新宿区立四谷中学校1年生の生徒さん6名が来訪、
2/13には、JHPスタッフが江東区立東雲小学校を訪問、6年生計140名の生徒さんへ
出張授業を行いました。
学校主催のグローバル講演会へ登壇
ご縁あって東京都以外でも、岡山県立倉敷南高校(カンボジアのPKO活動中に殉職された岡山県警の警察官 髙田晴行警視の母校)で開催された「グローバル講演会」に
当会理事の野村が登壇。
高校1年生230名を対象に、髙田さんのご遺族の方々からご寄付を受け、
JHPが11年前に建てた学校の紹介やカンボジアのプノンペン事務所とライブ中継してのQ&Aも交え、交流しました。
今年の夏には、カンボジアの平和のために尽くした髙田さんの思いが込められた学校へ、母校の生徒さんが訪問を予定しているそうです。
▽当日の様子がKSB瀬戸内海放送でTV紹介されましたので、ぜひご覧ください。
生徒さんの感想
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『貧しい環境にある人達に対して、「かわいそう」という言葉で片づけるのではなく、「できることから」という精神ではじめてみるということがとても心に残りました。』(東京女学館中学3年生)
『世界には自分たちがあたりまえだと思っていたことができないという人々がいるということを知りました。だから、同じ世界の仲間として支援したいと思いました。
また、私は、この仕事に興味がもともとあって、こういう仕事につきたいと考えていたので、とても参考になりました。そして、この仕事につきたいと強く思えるようになれました。』(東雲小学校6年生)
『私は、最後の「同じ地球にいる人だから支えんする」という言葉が心に残りました。そして、同じ地球にいる人でも、場所が違うと生活が変わってしまうということをすごく不思議に思いました。私は、いらなくなった本を捨てるのではなく、寄付をすることが今の自分たちにできることだと思いました。
カンボジアの子どもたちは、学校に行けない子やトイレに行けない子もいるので、
私達があたりまえにできるということはとてもありがたいんだなと感じました。
私も、こういう支えんをやる機会があったら、今日教わったことを生かしてやりたいなと思いました。』(東雲小学校6年生)
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例年、様々な学校の生徒さん達と、社会科学習や修学旅行等で交流の機会を持たせてもらっています。
JHPとの小さな出会いと学びが、学生さんたちのこれからの未来に繋がることを願いながら、今後も「伝える」活動を続けていきたいと思います。