江東区海外リサイクル支援事業を行いました
当会では、江東区内の小中学校で使われなくなった中古の机・椅子をカンボジアの子どもたちに贈る活動を、「江東区」「江東区海外リサイクル支援協会」との三者協同事業として行っています。
毎年6月中旬~下旬に、集まった中古の机・椅子の整備作業(汚れ落とし、錆び落とし、ペイント)と、コンテナへの積み込み作業を行います。
机・椅子の隙間には、中古鍵盤ハーモニカの箱も積み込み、プノンペンにある当会の倉庫に運んだのち、随時、必要とされる現地の学校へ寄贈しています。
今年も行われた支援活動のレポートをお届けします。
《机・椅子の整備作業》
ボランティア総勢30名、JHPからは職員含む4名が参加し、机椅子の汚れ落とし、錆び落とし、ペイントを行いました。ボランティアの皆さんが力を合わせ200セットが完成しました。
《積み込み作業》
あいにくの雨の中でしたが、江東区の職員及びリサイクル支援協会の皆さん総勢20名、JHPからは職員含む4名が参加しました。綺麗になった、机・椅子を200セットと、鍵盤ハーモニカ87箱をコンテナに積み込みました。
1つのコンテナに全ての机・椅子と鍵盤ハーモニカを積み込むには、スペースに無駄がないように積み込む相当な工夫と粘り強さが必要です。毎回ドキドキしながら、最後の椅子が入るかとプロの作業を見守っていますが、今回も無事全ての机・椅子と鍵盤ハーモニカがコンテナに収まり、全員が拍手で労をねぎらいました。
これらの机・椅子200セットと鍵盤ハーモニカ87箱は、江東区からシンガポールを経由し、7月中旬にはカンボジアのシアヌークビル港に到着、その後陸路でJHPの持つプノンペンの倉庫に運ばれます。