熊本地震・災害支援レポート(7)6/2~6/4
熊本地震支援 第2次ボランティア隊報告(3)
【参加者】
妻木隆一 和田勝則 鈴木信明(以上、JHP会員)
山岡修一(JHP理事・JHP三島) 佐伯蘭子(JHP理事・JHP熊本)
<6月2日(水)>
・08:30 ボラセン着(受付後、ニーズ継続)(本日のボランティア約100名)
・09:30~12:00 U邸にて畳、箪笥、衣類の撤去作業。
搬出したゴミの分別、そして集積場への運搬。
・13:00~15:50 ビニールハウスの鉄骨撤去。
避難所への物資搬送
・17:30 宿泊場所着
【活動報告・感想(6月2日分・木曜日)】
今日も引き続きU邸での作業をする。
畳の撤去作業はバールを使い、床から畳を剥がした。畳は雨に濡れている箇所もあり3人がかりで運ぶほどの重さでした。
畳、箪笥、衣類の撤去作業を午前中で完了し、午後はビニールハウスの鉄骨の撤去作業。鉄骨のパイプをトラックに載せられる長さ(約3m程度)に電気サンダーで裁断しました。
本日依頼いただいた作業が完了したことを奥様に報告したときの笑顔が忘れられません。
(和田勝則)
水を含んだ畳や家具、衣類、生活雑貨などを搬出し終わった室内を見て、奥様は、「最初は何から手をつけてよいか途方にくれていたけど、少し先が見えてきてやる気が出てきた」というような少し明るい表情になったように見え、こちらも嬉しく思えた。
建設して間もない弟さんのお家がすぐ隣だったが、この建物は、地震にも耐え、どこも壊れなかったということだった。現代の建築技術や構造、素材の進歩がこの結果になったと考えると、これからの地震対策のヒントになるのかもと思った。
私たちJHPメンバーとともに一緒に仕事をした二人のボランティアから、今までの経験からの貴重なお話しを伺うことができたことも一つの収穫であった。また、彼らの作業への取り組み方、スキルなど感心させられることが多かった。
(鈴木信明)
<6月3日(金)>
・08:30 帰省準備
・17:00頃 新門司港着、乗船準備
・19:30 新門司港発、フェリーにて移動、船内宿泊
<6月4日( 土)>
・08:00頃 大阪南港着。車輌で移動。
・14:00頃 JR三島駅着。解散