カンボジアの学校建設の支援者を募集します(ポー小学校)
JHPでは、以下の候補校の教育環境を改善するために、学校建設事業の支援者を募集します。
◆学校名:ポー小学校
◆所在地:クラチエ州チェットボレイ郡ボスリウコミューンポー村(ポー小学校所在地)
◆移動距離:PPから328km。PPより約4時間
◆生徒数:1年生~6年生まで196名(男子93名、女子103名)
◆教員数:9名
◆既存施設:
本校:校舎[木造1棟3教室]、トイレ[なし]、給水施設[なし]
分校:校舎[木造1棟2教室]、トイレ[なし]、給水施設[なし]
◆建設予定(必要な支援内容):
本校に、校舎1棟3~4教室、井戸1基、トイレ1棟
分校も併せて支援する場合は、1棟2教室、井戸1基、トイレ1棟
◆調査時の情報:
ポー小学校の既存校舎は、1999年コミュニテイ1棟3室木造トタン屋根のみ(写真A、B)。ここから4km離れた同村内に、2012年コミュニティ支援木造トタン屋根1棟2室の校舎があるプーンロー分校(写真C、D)があり、学校関係者は両校を統合してポーPSから約1km離れた新しい土地(写真E)に新校舎を建てたいため今回リクエストがあった。
写真Aの校舎のトタン屋根には錆びが目立ち、一部は剥がれてしまっている。木材の一部にシロアリ被害が見られるがまだ深刻な問題ではない。壁は板張りのため隙間から雨水が入り土床の教室は雨天時には水浸しになる。また各教室の窓は1つしかないため室内は大変暗い。教室を仕切る壁の上部がないため隣の教室の声がうるさく授業に集中できない。トタン屋根のため雨天時はうるさく晴天時は暑い。幼稚園1クラス、1年生から6年生のクラスが利用(3,4年生は合同)。
分校の写真CもAと同様なつくりで、シロアリ被害はより深刻である。分校では幼稚園1クラス、1年生1クラス、2年生と3年生の合同クラスが教室を利用し、4年生以上はポー小学校へ通学している。
新校舎予定地は50m×100mの高台の敷地(写真E)で、雨水の侵入などの心配はない。支援内容は新しい土地で1棟4室の支援を行うこともよいかと思われるが、分校とその土地は約3km離れているので、低学年の子どもが通学できるとは思えない。
それらの子どもたちが継続して勉強できるように、分校のある土地に1棟2室の支援を行うことも効果的な支援と考える。
◆問い合わせ:
学校建設への支援にご関心のある方は、JHP事務局までご連絡ください。
Eメール:tokyo-office@jhp.or.jp 電話:03-6435-0812