CCH支援

CCH(The Center for Children’s Happiness「幸せの子どもの家」)は、ゴミ山で生活していた孤児を支援するためにJHPが2002年に児童養護施設として設立し、
現在は私立学校として運営されています。

JHPではカンボジア社会発展を支える人材育成を目指し、CCH学校に通う大学進学を目指す学生を対象とした奨学金支援を行っています。
CCH学校では通常授業のほか、職業訓練やアートにふれるアクティビティ(CCHアートプロジェクト)も毎週実施しています。

児童養護施設としての設立当初は、ゴミ山で生活していた孤児16名からスタート。
その後も、地雷の被害や貧困による親の育児放棄、HIV/DVの危険な地域などから避難してきた子どもたちをはじめ、沢山の子どもたちを受け入れ、教育機会や縫製や美容師、コンピューター等の職業訓練の場を提供してきました。
これまでに400人近い子ども達がCCHを巣立ち、社会や大学で活躍しています。

CCHアートプロジェクトの実施(2015年~)

2015年より、「ローラ・ワールド・スカラシップ基金」の支援により「自己表現活動を通した、青少年の健全な育成」を目指した事業としてCCHアートプロジェクト(CAP)を行っています。
毎週金曜日のアートクラブ運営や、専門分野の講師等を招いたワークショップを開始し、子どもたちは様々な芸術表現活動を自ら体験することを楽しんでいます。

毎年開催している「アートフェスティバル」では、地域の方も集まり、子どもたちの作品展示や、ダンス、鍵盤ハーモニカの合奏、ワークショップなど様々な形で自己表現を行い、日頃の成果を発表しています。