第6期「成人のための識字教育」経過報告

第6期:2024年度(2024年9月~2025年4月)

第6期は、コンポンチャム州バティエ郡サンダエックコミューン(地域)内にある、識字率が低い地域を対象に、識字教室を開催することとしました。

【対象地域】
▪ タンチュレイ村       ▪ コッコー村
▪ チョームマサオ村①  ▪ チョームマサオ村②

【教員数】4名(各村1名ずつ)

 

開講式
〇開催日:2024年9月2日
〇参加者:受講生、各関係当局、コミューン長、村長、教員、JHPスタッフ
 
JHPにとって第6回目となる識字クラスは、8月に識字教員養成コースを終え、
9月2日に開講式を迎えました。

開講式には受講生、各関係当局、コミューン長、村長、教員、JHPスタッフが
出席し、8カ月間のコースを全員で協力しながら全力で取り組むことを誓いました。


写真左)開講式に集まる受講生の方々           写真右)教員代表挨拶

開講式では、コミューン長、代表村長、教員代表者、JHPスタッフから
これから始まる8か月間の識字クラスに参加する生徒たちへの激励の挨拶、
参加者からJHPの支援に対して感謝の言葉が述べられました。

また、識字クラス開講にあたって、識字教員を対象とした
『教員養成コース』も開講され、受講者1人1人に修了証が手渡されました。

開講式での教員代表挨拶

『カンボジアは年々発展していますが、未だこの辺りの村には文字の読み書きができない人がたくさんいます。
私は私の周りの人の生活を助けになりたいと思い、識字クラスの教員になることを志願しました。
将来は私の村から文字の読み書きができない人がいなくなり、人々の生活が少しでも豊かになることを望んでいます。
この8カ月間、クラスの指導に一生懸命取り組むことを約束します。
サポートしていただいている日本の皆さま、そしてJHPの職員の皆さま、
ありがとうございます。』
(ベン・ブロ先生)

また、識字クラス開講にあたって、識字教員を対象とした
『教員養成コース』も開講され、受講者1人1人に修了証が手渡されました。


写真)トレーナーより講習を受ける識字教員

写真左)ワークショップも行いました 写真右)修了証を手に、識字教員4名とスーパーバイザー・アシスタントを含む集合写真

各村には上記トレーニングを受けた4名の識字教員が配置され、
各村25名、総勢100名(男性13名/女性87名)の生徒たち全員が卒業できるよう、
ベストを尽くします!