成人のための識字教育 第6期がスタートしました!

JHPにとって第6回目となる識字クラスは、8月に識字教員養成コースを終え、
9月2日に開講式を迎えました。
第6期目となる今回は、下記の対象地域で開講しています。

開講地
コンポンチャム州 バティエ郡 サンダエックコミューン(地域)内にある、
非識字率が一番高い4村

◇タンチュレイ村    ◇コッコー村
◇チョームマサオ村①  ◇チョームマサオ村②

 
開講式には受講生、各関係当局、コミューン長、村長、教員、JHPスタッフが出席し、8カ月間のコースを全員で協力しながら全力で取り組むことを誓いました。


写真左)開講式に集まる受講生の方々           写真右)教員代表挨拶

開講式では、コミューン長、代表村長、教員代表者、JHPスタッフから
これから始まる8か月間の識字クラスに参加する生徒たちへの激励の挨拶、
参加者から、JHPの支援に対して感謝の言葉が述べられました。

開講式での教員代表挨拶

『カンボジアは年々発展していますが、未だこの辺りの村には文字の読み書きができない人がたくさんいます。
私は私の周りの人の生活を助けになりたいと思い、識字クラスの教員になることを志願しました。
将来は私の村から文字の読み書きができない人がいなくなり、人々の生活が少しでも豊かになることを望んでいます。
この8カ月間、クラスの指導に一生懸命取り組むことを約束します。
サポートしていただいている日本の皆さま、そしてJHPの職員の皆さま、
ありがとうございます。』
(ベン・ブロ先生)

また、識字クラス開講にあたって、識字教員を対象とした
『教員養成コース』も開講され、受講者1人1人に修了証が手渡されました。


写真)トレーナーより講習を受ける識字教員

写真左)ワークショップも行いました 写真右)修了証を手に、識字教員4名とスーパーバイザー・アシスタントを含む集合写真

各村には上記トレーニングを受けた4名の識字教員が配置され、
各村25名、総勢100名(男性13名/女性87名)の生徒たち全員が卒業できるよう、
ベストを尽くします!

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本事業は、日本労働組合総連合会様と公益財団法人 庭野平和財団様、
個人の皆様からのご支援により実施しています。

皆さまの温かいご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。